Match 試合速報

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 準決勝
11/28(土) 14:00 @ 埼玉

浦和
1
0 前半 0
1 後半 1
0 延前 0
0 延後 2
試合終了
3
G大阪

Preview 試合プレビュー

緊迫の一発勝負。鍵を握るのは日本代表・守護神

2015/11/27 18:03

■浦和レッズ
これまでの苦い経験を生かすときが来た
 平常心で戦えるか。もちろんプレー面において重要なポイントはたくさんある。しかし、一発勝負のチャンピオンシップ準決勝で浦和にとって大きなテーマは精神面と言える。
 思い返せば昨季のJ1第32節のG大阪戦(0●2)、勝利すれば優勝が決まる試合を控え、チームはトレーニングから異常なまでに高いテンションで準備を進めた。そして「気合いが入り過ぎたところがチームとしてあった」(西川)結果、「空回りして良い結果を生み出せなかった」(槙野)。
 ただ、それは「痛いお勉強」(李)になった。26日の練習ではまだ2日前ということもあり、「いまから緊張していたら疲れちゃう」(関根)と、外から見ている限りは普段どおりの雰囲気でトレーニングができている。もちろんゲーム中は互いに要求し合い、手を抜くことなく、締まった雰囲気だった。選手たちは常々「良いトレーニングが良い結果につながる」と話しているが、少なくとも26日までは良いトレーニングができていたと言える。
 チーム状況は上向きだ。22日の2nd第17節・神戸戦(5○2)を負傷欠場した那須と森脇は完全合流し、25日、26日とも先発組でプレー。ともにG大阪戦の出場も問題なさそうだ。一方で同じく神戸戦を欠場した興梠は25日は別メニュー。26日は別メニューでスタートしたものの、途中から控え組でゲームに参加。少なくともメンバー入りはできそうだ。
 昨季に加え、今季の2nd第14節・G大阪戦(1●2)も自分たちの戦いができずに敗れ、その後の残り3試合で自分たちのサッカーをすることが結果につながるのを再確認できた。特別なことをするのではなく、これまで見せてきた自分たちの戦いをする。そのためには気負うのではなく、普段どおりの精神状態で戦うことが大切。簡単ではない。だが、浦和は学んだ。その経験を生かすべきときだ。(菊地 正典)


■ガンバ大阪
狙うは昨季のアウェイ戦の再現
 やはり、と言うべきだろうか。これまでにさまざまな大会で、タイトルを争って来たG大阪と浦和は、今季のチャンピオンシップでも激突する運命にあった。
 22日の2nd第17節・山形戦(4○0)後のセレモニーで「まずは浦和をぶっ叩きます」と挨拶し、場内を沸かせた遠藤だが、強気な言葉はサポーターへのリップサービス。背番号7の本心にあるのは「浦和は素晴らしいチームだし、去年も優勝を争い合った」というリスペクトである。
「もう僕らは何も失うものはない」(宇佐美)。「僕らはラッキーな形でチャンピオンを目指せる」(遠藤)。目標とした年間1位には手が届かず、3位で滑り込む格好となっただけに選手たちの口ぶりもどこか控えめだ。ただ、チームの本音は指揮官が言い切った言葉に象徴される。「失うものはやっぱりある。ここに出た以上負けたくない」。
 リーグ戦に関しては昨季から2勝2敗の五分。互いに手の内を知り尽くす相手に対して、まず指揮官が意識付けるのはメンタル面の充実だ。「鹿島戦の二の舞にならないように」(長谷川監督)。鹿島の気迫に気圧されたナビスコカップ決勝(0●3)を教訓に、浦和戦に向けた練習からピリッと引き締まる空気作りを意識。山形戦で腰を打撲した倉田の先発は微妙だが、戦える11人をピッチに送り出す。
 完全アウェイに挑むチームのスタンスは当日の先発の顔ぶれを見れば一目瞭然だ。トップ下で倉田を強行出場させれば、「柏木は消さないといけない」(丹羽)という守備面でのリスク管理を意識した慎重な布陣。一方で万全の倉田でなく、宇佐美をトップ下に配置するのは「(宇佐美)貴史のコンディションが上がって来たのはデカい」(長谷川監督)という攻撃的なメッセージだ。「ここからてっぺんを目指す」(長谷川監督)。そのために不可欠なのが、劇的な展開で勝ち切った昨季のアウェイ戦(J1第32節・2○0)の再現だ。(下薗 昌記)

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