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J1昇格プレーオフ 準決勝
11/29(日) 15:30 @ ヤンマー

C大阪
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愛媛

Column 試合前コラム

[C大阪]“大人の大熊セレッソ”は、最後まで走り抜く

2015/11/27 18:00

 昨季終盤、1年で3人目の指揮官としてチームを任された大熊裕司監督(現・C大阪U-18監督)は、コンディションの整わないフォルラン(現・ペニャロール)を先発から外し、走れる南野拓実(現・ザルツブルク)や永井、杉本(現・川崎F)といった若手を軸にJ1残留を目指した。結果的に目的は果たせなかったが、監督としての自身の信念に基づく采配は非難されるモノではない。ただし、劣勢時にピッチで盛り立てる選手が不在であった反省を踏まえ、今季は新たに就任した大熊清強化部長の下、玉田、関口、橋本、茂庭、中澤ら「苦しいときに声を出せる、経験があって戦える選手」(大熊強化部長)を数多く獲得した。

 リーグ最終節の東京V戦(2●0)では、そんな彼らが輝き、チームを勝利に導いた。2得点の茂庭は、「大熊さんを男にしたい気持ちはほかの選手より強い」と試合後に話している。東京V戦の先発の平均年齢は驚きの30歳だったが、“球際と走力”を第一に掲げる新指揮官の下、ベテランと呼ばれる域に達した選手も含め、全員が最後まで戦った。中でも関口は試合終了まで走り切る大熊イズムを体現。「(スタミナが)落ちるかと思ったところ、もう1回(走る)という気持ちがプレーに表れていた」と大熊監督も評価する。

 この準決勝も、タフで攻守の切り替えに長けた愛媛に走り負けないことが勝利の大前提となる。「選手に言ったのは、持っている素質が評価されるのではなく、出した能力が評価されるということ」(大熊監督)。選手個々の実績、キャリア、知名度はC大阪が愛媛を上回るが、いざピッチに立てば関係ない。勝つか負けるかの一発勝負。本当の“強さ”を求め、“大人の大熊セレッソ”は勝利の瞬間まで走り抜く。(小田 尚史)

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