Match 試合速報

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 準決勝
11/28(土) 14:00 @ 埼玉

浦和
1
0 前半 0
1 後半 1
0 延前 0
0 延後 2
試合終了
3
G大阪

Report マッチレポート

準決勝を制したのは勝負強き青黒

2015/11/30 14:53

G大阪がしたたかさで浦和を上回り決勝へ


 肉を切らせて骨を断つ―。ACL準決勝やナビスコカップの決勝では見せ切れなかった勝負強さを、G大阪はチャンピオンシップ準決勝で取り戻した。
 互いに負けたくない、という姿勢が強くにじみ出た前半の流れが変わったのは後半開始早々、47分の先制点。1点を追う浦和がズラタンの投入で完全に主導権を握り返すと72分に試合は振り出しに。攻め切りたい浦和が攻撃的なカードを切り続けたのとは対照的に、長谷川監督は米倉と井手口の投入で守備の破たんを回避させる。
 23本と15本というシュート数もさることながら、決定機の数でも浦和が上回った大一番。118分までを振り返れば、浦和の勝ちゲームと言っていい展開だったが、土壇場で大阪の雄が真骨頂を発揮した。「レッズは力のあるチームだし、一瞬のミスが命取りになると思っていた」(長谷川監督)。
 丹羽のGKへのバックパスが、ポストに救われるという「あれが決まっていれば歴史に残った」(遠藤)前代未聞の珍プレーで、浦和の集中力が途切れると、東口が“ファストブレイク(速攻)”のスイッチを入れる。
 近年のスタイルだけを考えれば、もはやパスサッカーの表看板は浦和に譲った感もあるG大阪だが、東口を起点に始まった攻撃を遠藤が絶妙の縦パスで加速。虚を突かれて完全に後手に回った浦和の守備陣をあざ笑うようにテンポよくパスがつながり、途中出場の米倉が送り込んだクロスを藤春が右足で蹴り込んだ。「間延びするとどうしても浦和ペースになるけど、うまくカウンターで仕留められた」(遠藤)。もっとも、劣勢の展開を耐え切ったのは相手の決定機を防ぎ続けた背番号1あってこそである。“戦術・パトリック”と並ぶG大阪のもう一つの武器が“戦術・東口”。両チームの力量に差はないが、したたかさの差が3-1というスコアに表れた。(下薗 昌記)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会