Match 試合速報

明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ 準決勝
11/28(土) 14:00 @ 埼玉

浦和
1
0 前半 0
1 後半 1
0 延前 0
0 延後 2
試合終了
3
G大阪

Column 試合後コラム

チャンピオンシップは盛り上がったのか

2015/11/30 14:46

 新たな方式を導入して、11年ぶりに復活したチャンピオンシップ。2ステージ+ポストシーズン制の採用で、優勝争いをシーズンの最後まで持続させ、ファンの関心、観客動員数、収入の増加を狙ったというのが、この制度を導入した大きな理由だ。しかし、これに関しては、試合数の増加による、選手、クラブへの負担や、ナビスコカップ、天皇杯などを含めたスケジュールの過密化、制度の難解さなどの理由で、開幕前からその導入に疑問の声も上がっていた。

 そんな中で、ついに幕が上がった今回の一戦。実際のスタジアムはどのような様子だったのか。

 早朝、埼玉スタジアムへ向かう電車内、そしてその最寄り駅である浦和美園駅周辺は、思いのほかのんびりした空気が流れていた。それらしい格好をした人、スタジアムへ向かう流れもないわけではなかったが、先日のナビスコカップ決勝や浦和の優勝を懸けた昨季終盤の同カードのような、どこか重苦しい空気は微塵も感じられない。それは、スタジアムに着いてからも同様で、“タイトルに向けて負けられない一発勝負”というよりは、“普段のリーグ戦”の試合前といった雰囲気だった。また、待機列を構成するサポーターの数も少なかった。

 事前に日程が決まっているリーグ戦や、勝ち上がったあとに次戦まで間隔のあるナビスコカップのトーナメントとは違い、この日に埼玉スタジアムで両者が対戦することが決まったのは2ndステージ最終節(11月22日)、つまり6日前のこと。サポーターにとってもスケジュールのやり繰りが難しく、負担の大きい日程だったに違いない。この日の入場者数は40,696人。これは、今季浦和のホームでの入場者数としては、10番目となる数字で、優勝に向けた大一番としては決して多いモノとは言えない。2階席では空席もだいぶ目立っていた。

 直後に控えるクラブW杯や、その後の天皇杯のスケジュールとの関係で、リーグ戦終了から間もないこのタイミングでの開催となった今回のチャンピオンシップ。その目的が観客動員数や、それによる収入の増加にあるならば、サポーターの負担に対する配慮がなくてはいけない。そういった意味でもあらためてスケジュールを再考する余地があるだろう。

 また、試合後には「(チャンピオンシップは)仕組みが複雑で分かりづらい」という声も聞こえ、G大阪サポーターからは「(浦和サポーターにしてみたら)1stステージ優勝や年間勝ち点って一体何だったの? 何の意味もないという感じだと思う」とも語っていた。

 まだチャンピオンシップ決勝が終わっていない段階で早計かもしれないが、来季以降は日程面の改善のみならず、そもそもの仕組みの部分に関しても、より理解を浸透させていく努力が必要だろう。 (横川 僚平)

EG 番記者取材速報

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