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J1昇格プレーオフ 準決勝
11/29(日) 15:30 @ ヤンマー

C大阪
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0 前半 0
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試合終了
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愛媛

Report マッチレポート

C大阪、大熊イズムを発揮し決勝進出

2015/12/1 20:07

短期間で守備を整備した桜。バランスを崩さず完封
 前半、C大阪は勢いよく出てきた愛媛のサイドでマークの受け渡しがハッキリせず、「相手のサイドから数的優位の攻撃で何度かチャンスを作られた」(大熊監督)。それでも、選手たちの献身的な守備もあり、失点は免れた。
 この試合を前に大熊監督は、「3バックの相手にプレスに行っても蹴られてハマらず疲弊し、運動量が落ちた終盤にカウンターを食らうことが多い」と分析。練習でも最終ラインの4人で相手の攻撃をキッチリ見ることを強調し、前半は両SBが上がる場面は限られた。C大阪にとってバランスを重視した前半となったが、リスクをかけないぶん、攻撃に関しては田代目がけてシンプルに当てる形が目立ち、崩し切るには至らなかった。
 ただし、「引き分けでOKの方程式はない」と大熊監督自ら試合前に語っていたとおり、「勝ちに行く」姿勢をチーム全体で持った後半は、前半とは一転、パスをつないで中盤を作り、サイドも高い位置を取って攻勢に出た。47分と75分には田代が決定機を迎えている。勝利を目指して積極的に戦った後半だが、前半同様に全体のバランスには細心の注意を払った。自滅の展開を免れ、地に足を付けた試合運びが可能となったのも、リーグ最終節で勝利し、アドバンテージがある4位で準決勝を迎えたから。
 ただし、圧倒的に支配した後半に仕留め切れずに試合終盤を迎えると、最後は愛媛のパワープレーに肝を冷やした。後半ロスタイムには、ショートコーナーから、ゴール前に上がってきた愛媛のGK児玉にゴールを脅かされる場面もあった。それでも、キム・ジンヒョンが体を張ってゴールを死守。最後は、守り切る合図として後半ロスタイムに投入された中澤が愛媛のCKをはね返して試合は終了した。
 C大阪は得点力という課題は持ち越したものの、大熊監督が愛媛のやり方をリスペクトした上で、短期間で守備を整備。最後は粘る愛媛を振り切って、J1昇格プレーオフ決勝へ歩みを進めた。(小田 尚史)

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