Match 試合速報

J2・J3入れ替え戦
11/29(日) 12:30 @ Gスタ

町田
2
1 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
大分

Column 試合後コラム

[町田]二人の“元・大分”が示したJ3でプレーする価値

2015/12/2 10:32

 J3でプレーしているのは、どこかで挫折を味わった男たちだ。町田の右SB土岐田洸平、CB増田繁人は昨季、大分でプレーしていたが構想外となり、町田が今季から新たに迎え入れた選手である。

 29歳の土岐田は「予想以上に緊張して、ボールが(足に)ついてない感じだった」と試合の入りを振り返る。しかし、間もなく本来のプレーを取り戻すと、対面の選手を完全に封じ、セカンドボールの争奪や配球でも大きな貢献を見せた。66分には持ち味の走力で駆け上がり、際どいボレーを放つ場面もあった。「向こうは一発のある選手が多かったので、守りに入り過ぎると良くない。僕と(左SBの)平でチャンスがあったら行こうという話をしていた」という機を見た攻撃参加で、最後まで古巣を脅かした。

 昨季の増田は天皇杯を含めて2試合しか出番を得られなかった。しかし、今季はJ3リーグで32試合に出場し、1試合の平均失点が『0.5』という堅守の立役者になっている。189cmの高さに加えて予測、統率力も兼ね備えた彼は、J3に限れば少し抜けたレベルにある。この試合やJ1チームを倒した天皇杯2回戦の名古屋戦(1○0)の活躍を見れば分かるように、上のカテゴリーで“やれる”選手という証明は済ませたといっていい。試合後には「クリアが小さくなってしまった」、「ヘディングを良くないところに落としてしまった」という反省も述べていたが、それは出番を得られているからこその前向きな課題だ。

 町田は大分が生かせなかった選手を生かして、第1戦の勝利を得た。J1を経験した二人にとって、J3は決して絶望の地ではなかった。このカテゴリーにおいても選手としての価値を保ち、もしくは高めてチャレンジを続けることができる。そんなことを示した、二人のプレーだった。(大島 和人)

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