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12年以来の日本開催。クラブW杯がいよいよ開幕|FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015

2015/12/9 9:03



雪辱を期す広島 。Jリーグの存在を世界に示せ


 3年ぶりの日本開催となるクラブW杯。Jリーグ勢からアジア王者としての参戦はかなわなかったが、開催国枠でJ1王者の広島が出場する。

 12年の大会で広島はオークランド・シティーとの開幕戦を1-0で勝利し、準々決勝に駒を進めたものの、アフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)に1-2で敗れ、当時の南米王者コリンチャンス(ブラジル)に挑戦するチャンスを逃した。試合後、佐藤や水本に話を聞いたときの何とも不完全燃焼な感覚は筆者も忘れられないほどで、森保監督や選手たちはなおさらだろう。

 今大会の決勝に勝ち進めばメッシ、スアレス、ネイマールの“MSN”を擁する欧州王者バルセロナと対戦できる可能性は高いが、まずは南米王者リバープレートが待つ準決勝に駒を進めるのが目標となる。

 開幕戦の相手となるオセアニア王者オークランド・シティーは3年前より経験値も戦力もアップしており油断できないが、ここの突破は最低限のノルマ。

 準々決勝でぶつかる、アフリカの各国代表クラスがそろうマゼンベは個のタレント力でアジアのレベルを凌駕するが、広島には組織の強みと地の利がある。主導権は握れたとしても、結局チャンスにゴールを決められるかがポイント。3年前の雪辱を晴らすとともに、Jリーグの存在を世界に示してほしいところだ。

 準決勝のリバープレートはJ1王者にとって格好の挑戦相手。今年8月にはスルガ銀行チャンピオンシップでG大阪が0-3で敗れている。誰でも分かるビッグネームはベテランのFWサビオラぐらいだが、非常にしたたかなチームで、テクニカルでありながら攻守にスキが少ない。しかも、6日には母国を出発して準備するなど並々ならぬ意欲を見せている。

 ここまで来るとベンチを含めた総力戦になってきそうだが、南米王者から金星を挙げ、ファイナリストとしてバルセロナとの対戦が実現すれば、世界の注目が紫のシャツに向けられるはずだ。(河治 良幸)

EG 番記者取材速報

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