本紙のJ1担当記者による投票でMVPに輝いたのは、年間優勝に輝いた広島の主将・青山敏弘。33試合出場3得点7アシストとそこまで特別な数字を残したわけではない。「2ndステージだけを見れば、チームメートであるドウグラスのほうがインパクトは強かった」(林遼平記者/湘南担当)という意見は多かった。しかし、年間をとおしてのパフォーマンスと攻守両面での貢献度、そしてチームをけん引したリーダーシップが高く評価された。新潟担当の藺藤心記者は「広島の魂をフルインストールした攻守のメインサーバー」と青山の攻守での活躍を表現した。
惜しくもMVPを逃したドウグラスだが、「今まで広島になかった高さという武器を加えた」(田中滋記者/鹿島担当)、「大当たり補強。横浜FMが2試合で3発食らった“天敵”でもある」(藤井雅彦記者/横浜FM担当)と賞賛の声が相次いだ。
ただ、広島担当の寺田弘幸記者はあえてその二人ではなく「勝利を引き寄せるビッグセーブを連発した」と広島の守護神・林をMVPに推した。確かに彼が今季、広島を救った試合は一度や二度ではない。また3年連続得点王を獲得した大久保(川崎F)の偉業を称える声も聞かれた。