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MF 7 大谷 秀和「クリスが真ん中にいたほうがナベも次郎もイヤかと」/天皇杯準々決勝 仙台×柏

2015/12/27 21:29

■ベガルタ仙台
渡邉 晋監督
勝たなければいけない試合だった
「勝てた試合、というよりは、勝たなければいけない試合だったと思っている。これが今季のチームの実力なのかなと。ただし、先を見れば、前に進む力があると思うし、伸びしろがあるとも思うので、今日のこの悔しさを一人ひとりが忘れることなく、来季以降の仙台の前進と、選手一人ひとりのサッカー人生の前進につなげていければ。(FKから3失点。GK六反について)失点は別に六反だけの責任ではない。まずはFKを与えたことが行けないし、クリスティアーノ選手にはあの3本以外にももう1、2本、ゴールマウスの近くで打たれていると思う。ハーフタイムの指示で『ゴール前で体を張って苦しまぎれに防ぐくらいだったら、中盤のエリアで一回つぶしてしまおう』という話をした。最後のFKに関して言えば、われわれは一人多い状況だったから、慌てることもないし、無理にファウルを与える必要もなかったのかなと。もちろんキッカーとの駆け引きなので、六反自身はおそらく3本のうちどれか1本は防げただろうという反省はあると思うが、チーム全体で考えれば、決して六反だけの責任ではなくて、なぜFKを与えてしまったか、あるいは最後のFKに関して言えば、われわれが一人多い状況で、もっとボールを握ることができなかったのか、逃げ切ることができなかったのか、あるいはもう一つ止めを刺して、だめ押しとすることができなかったのか、というところにフォーカスすべきではなかったか」

MF 10 リャン ヨンギ
PKを外し、申し訳ない気持ちしかない
「結果的に自分がPKを外して負けたので、申し訳ない気持ちしかない。3-2になってから、相手も10人になっていた中で、4点目を取りに行くということもできたかもしれない。でも、チャンスはあったので、そこでトドメを刺せなかったのがいまのチームの力なのかなと。最後のチャンスを作る、決めるという個人としての力をどれだけ上げていけるかも、チームのレベルアップにつながると思う」

GK 1 六反 勇治
不甲斐ないプレーをしてしまった
「120分をとおして不甲斐ないプレーをしてしまったので、PK戦で止めて勝たなければいけなかったが、そこで勝てなかったというのは、1本も止められなかったので、僕の責任だったと思う。天皇杯という大会は勝たないと次に進めないので、そういった意味では本当に、(リーグ戦終了後、10日間のオフのあとの)3週間でみんなが本当に良い努力をしていたのに、無駄にしてしまった、という感じがしている」

DF 2 鎌田 次郎
一体感を持って一年を戦い抜いた
「最後の3失点目のFKを与えたのは自分だし、ゴール前でのファウルが多かったという印象が、前半から120分をとおしてあった。そのあたりで、クリスティアーノというパンチ力を持った選手に仕事をさせ過ぎてしまったかな、ということが反省。(今季に足りなかったモノは?)攻撃でも守備でもすべて足りなかった印象だが…それでも大崩れせずに残留できたので、チームとして一体感を持って我慢して一年を戦い抜いたことだと思う」

■柏レイソル
吉田 達磨監督
自分から落とし穴に落ちるプレーが少なくなった
「昨日と今日のミーティングではもう話すことがないくらい、こうやってサッカーをしようということを頭の中に叩き込んで、体に刷り込んでピッチに立てたと思う。芝生にボールが取られて、いつもの距離ではボールが走らない。そういった苦しさを持ちながら(の試合)だった。選手たちはハーフタイムに話をして、距離を近付けてプレーすることを彼らが話し合い、糸口を見つけ、うまくプレーをしてくれたと思う。得点はクリスティアーノの『スゲェなコイツ』という3つのゴールだが、ファウルをもらった攻撃も素晴らしかった。(PKの人選は?)PKがうまいだろうというところと、思い切って蹴れる選手を選んだ。ズドンと決めてほしい、(キックの)強いヤツからというところでクリスティアーノ、山中からになった。ここにきてやり切らされてしまうとか、打たされてしまうとか、無謀な、自分から落とし穴に落ちていくようなプレーが少なくなってきている。いつギアを入れる、トップに入れるというのが整理できてきた。その中で武富や輪湖、もちろんクリスティアーノ、工藤が、ペナルティーエリア周辺のスペースにタイミング良く入っていけるようになっている。浦和はとんでもなく強いが、そこに立ち向かって、元日への切符をつかみたい」

FW 15 武富 孝介
勝ち方も良かった
「前線で最後のほうは出たけど、とりあえず体を張るところを意識した。背負う、後ろから相手が来るというのは怖い部分もあるけど、そこは一つ乗り越えるとキープできるところはキープできる。クリス(クリスティアーノ)などを見ていると体の使い方がうまい。そういうところから学んでいきたい。カウンターと遅攻をうまく使い分けられた。勝ち方も良かった。次はレッズなので、すごく楽しみな気持ちでいる」

MF 19 中川 寛斗
タツさんと最後までサッカーをやりたい
「もうてっぺんも見えてくる位置で、どんな試合をしても勝利はマストな条件。僕が入る以上、スペースの動きや、前を向いてのチャンスメークは、もう100%以上でやらないといけないこと。そこは課題としてすごく、身に染みている。タツさん(吉田監督)と最後までサッカーをやりたいし、このサッカーで良い結果で終われれば、間違えじゃなかったんだなと証明できる。最後の最後まで強い気持ちを持って臨みたい」

DF 20 中谷 進之介
何も迷うことなくできた
「何も考えずに迷うことなくできたのが自分の中で良かったこと。前半に縦パスが食われてウイルソンに奪われてしまった。ああいうところはもったいないし、秋野くんを使ってやっていければ良かったと思った。(ウイルソンやハモン・ロペスとのマッチアップは)そこまで強いとは思わなかったし、自分の中では手ごたえがある。前半にウイルソンを止めたプレーからは『行けるな』と思っていたので、自信になったというか、良かった。かなり今回は手ごたえをつかめた」

MF 7 大谷 秀和
クリスが真ん中にいたほうがナベも次郎もイヤかと
「(後半に退場者が出たあとのポジション変更は?)タケ(武富)と話して、『クリス(クリスティアーノ)を真ん中にして工藤とポジションを変えても大丈夫か?』と輪湖を通じてタツさん(吉田監督)に聞いた。クリスは攻撃のところがすごいけど、失点場面のようにSBが上がって来てヘディングされたところで戻ってきて守備をする選手ではない。クリスが真ん中にいたほうが、ナベ(渡部)と(鎌田)次郎もイヤなんじゃないかとタケと話した。長いボールで崩そうという狙いがあった」

FW 30 クリスティアーノ
『これ決めるから』と宣言していた
「(FKだけのハットトリックは?)人生で初めて。(1点目について)ここ一年間、ニアを狙ったボールがポストに当たったり、良いところに行っていたので、自信があった。ゴールに近ければ常に自分が蹴りたいという気持ちでやっている。(2点目のFKについて)自分的にはとても気に入っている。しっかりと蹴れたし、GKの届かないようなボールを蹴れた。(3点目について)蹴る前にエドゥアルドと話をして『これ決めるから』と宣言していた」

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