Feature 特集

長谷川健太監督「ほっとした感じのほうが強い」/天皇杯決勝 浦和×G大阪

2016/1/3 10:28

■浦和レッズ
ペトロヴィッチ監督
負けはしたが非常に良い戦いができたシーズンだった
「敗戦してしまったという結果は、良くないだろう。ただ、試合自体は見ている方にとっては緊迫感のある好ゲームになったのではないかと思う。前半の立ち上がりはあまり良くなかった。G大阪のほうが前半はチャンスがあったのではないかと思うし、その中でリードされたが、われわれはあまり出来が良くなった中で、1-1で折り返すことができた。後半に入って、われわれのほうが相手にプレッシャーを掛けて主導権を握ってゲームを進められたのではないかと思う。ただ、そんな中で、CKで先に失点をしてしまった。その後も多くチャンスは作ったが、同点に追い付くことができなかった。敗戦してしまったことに対しては非常に失望しているが、選手たちはこの試合で勝利するべく全力で最後まで戦ってくれたと思う。残念ながらわれわれはタイトルを手にすることができなかった。がっかりはしているが、監督としてポジティブなものも見えたし、負けはしたがシーズンを通して非常に良い戦いができたシーズンだと思っている。勝てなかったことに関しては何かが足りなかったと思っているし、その小さいことの一つひとつをしっかり積み重ねていくこと。それが来シーズンの成功につながると思っている」

MF 22 阿部 勇樹
足りない部分は上げていかないといけない
「大勢の方に来てもらって、できれば笑って挨拶したかったというのが本当の気持ちだけど、それができなくて残念。良いものは伸ばしていけばいいと思うけど、足りないものをどれだけ上げていけるか。うまく整理することがまず重要かなと思う。僕らもほかの(優勝している)チームのようにいいところは伸ばしつつ、足りない部分は上げていかないといけないとダメだと思う。それをやっていかないといけない。2014年よりは15年のほうがやることははっきりしたし、一つずつ進んでいるとは思う。さらに良くするためにはタイトルが必要だったと思うけど、それを取るために必要なことがまだまだある。でも、これまでやってきたことは決して無駄ではないと思うし、やってきたからこそいまのレッズがあると思う。もちろん素晴らしい結果が得られなくて、大勢の人に喜んでもらえていないけど、やってきたことを続けていくしかない」

FW 30 興梠 慎三
まずは守備から入らないといけない
「やっぱり失点がね……。やっぱり決勝は先に決められると焦りも出るし、毎回勝てないということは追う立場になるので、まずは守備から入らないといけないと思う。(失点してから同点にするまでは、落ち着いてプレーできていたと思うが?)まだ前半というのもあったし、流れが悪くても1回、2回のチャンスは必ず来るので、それを決められるか決められないかだと思っていた。それをきっちり決められたけど、それは逆のパターンもあって、ピンチのときにどれだけ防げるか。そこでやられてしまって、うちも何回かチャンスがあったけど決め切れなかったので、その差かなというのはある。(柏木選手がいなかったことで、いつもとは入ってくるボールが違ったと思うが?)でもそんなに変わったことはないと思うし、もちろんいたほうが良かったけど、それを負けた言い訳にはしたくない。自分も(負傷で)大事な試合になかなか出られなかったし、出たときには結果を出したいと思っていた。でもチームが勝てなかったので悔しい気持ち」

■ガンバ大阪
長谷川 健太監督
ほっとした感じのほうが強い
「(優勝をして)もっと素直にうれしさがこみ上げると思っていたが、ほっとした感じのほうが強い。今季を振り返ると、ゼロックス杯での浦和戦からスタートし、天皇杯でまた浦和と対戦した。最初と最後のゲームで素晴らしい浦和を相手に勝ち、優勝できたことについて選手たちに感謝したいし、ガンバを応援し続けてくれたサポーターに心から感謝したい。サポーターには、(今季)悔しい思いをさせてきた。何とかサポーターにと頑張ってくれた結果が、こういう結果につながったと思う」

MF 7 遠藤 保仁
セットプレーがカギを握ると思っていた
「今季は忙しかったが、その中でも最後まで皆がタイトルを目指してやってきた結果、(タイトルを)獲れたのでうれしく思う。ACLやリーグ戦でも惜しいところまでいって負けていたので、そういう意味でもタイトルを獲って終わろうという気持ちは強かった。それは相手も同じことだけど。今季でチームを離れる選手やスタッフもいるので、そういう人のためにも、という気持ちを皆が持っていた。最高の結果で終わることができてよかった。(2点目のセットプレーから得点を演出したことについては?)僕自身は蹴るポイントを何も変えていないけど、中がうまくマークを外してくれた。パトリックがうまくシュートまでいけたので、狙いどおりといえば狙いどおり。セットプレーから最近取れていなかったが、セットプレーがカギを握ると思っていた中で取れたのは良かった。

FW 29 パトリック
パターンの練習が実った
「本当に、チームにおめでとうを言いたい。(2点目は狙いどおりだった?)練習の成果だね。ああいうパターンの練習をやってきていたし、それが実った。(1点目もニアを狙った?)もちろん。僕の特長はボールを縦に運ぶことだけど、さらにシュートも狙わないといけない。GKが前にいたし、宇佐美(貴史)が空いているのは分かっていたけど、自分の体勢がシュートを打てる状態だったので、シュートすることを決めた」

MF 15 今野 泰幸
自分にできることだけを考えた
「(米倉の負傷交代により、途中から右SBに移ったが?)途中というより、ほぼ最初(12分)からだったでしょ。焦りましたよ、すごく不安だったし。自分にできることだけを考えて、あとは皆に助けてもらいながら、何とか頑張りました。現実的に守備をしっかり(やりたい)と思っていたし、攻撃参加するタイプじゃないので、後ろで(攻撃を)サポートしながら、前にいいボールを付けていければと思っていた。(今季3度目の決勝でしっかりと勝てた。良い2016年のスタートになる?)2016年の始まりというよりは、今季の締めくくりとして一つは絶対にタイトルを獲りたいと思っていたし、このチャンスは逃したくなかった。タイトルが獲れたので本当に満足している」

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