Feature 特集

青黒の宝。大舞台で見せた輝き/天皇杯決勝 ニュース

2016/1/6 15:32


Photo: © Norio Rokukawa
MF 21 井手口 陽介
「一つのミスが命取りになる」と今野が戦前に見据えていた大一番。誰もが拮抗した難しい試合になると予想した決勝で、想定外のトラブルがG大阪に降り掛かる。
 開始早々の12分に米倉が負傷交代。しかし、指揮官に一切の焦りはなかった。「(井手口)陽介がしっかりと成長したのがこの試合のポイントだった」(長谷川監督)。
 今季限りでの退団が決まっている明神がベンチメンバーから外れたが、いまやボランチの交代カードのファーストチョイスは伸び盛りの19歳だ。井手口への信頼感ゆえ、今野を右SBに迷わずコンバート。2日からリオ五輪のアジア最終予選に合流する背番号21は、アップもままならない状況で投入されたとは思えないほど落ち着いたプレーで中盤を支えた。投入直後はややパスミスが目立ったが、最大の持ち味である守備から攻撃への切り替えを見事に体現。パスセンスでも輝くモノを見せた。「今季一番成長したのは陽介」と指揮官が手放しで評価する俊英は、もはや単なるサブではない。(下薗 昌記)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会