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AFC U23アジアカップ
1/13(水) 22:30 @ グランドハマド

U-21日本
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
U-23北朝鮮

Report マッチレポート

日本、白星発進。割り切った“ウノゼロ”/AFC U-23選手権2016

2016/1/15 6:00

Photo: Getty Image

辛勝も、このチームのピークはもっと先


 薄氷を踏むようなゲームを終えた日本の手倉森誠監督は率直に「試合が終わって、勝って、本当にホッとしている」と語った。
 実際、危ない流れだった。5分にCKからDF植田直通のゴールで先行しながら、悪い意味でイーブンのスコアのような試合運びをしてしまい、何とも落ち着かないゲームになった。14分には早くも相手のシンプルなロングボール攻撃から決定機を作られるなど、なかなか日本のペースにならない。前半の終わり際に立て続けにあった日本の決定機がゴールにならなかったことで、試合は必然的に難しいものとなった。
 後半のペースはむしろ北朝鮮が握っていたとさえ言えるだろう。「日本らしいパスワークに硬さが出てしまった」と手倉森監督が振り返ったとおり、ボールロストばかりが目につく展開に。北朝鮮のユン・ジョンス監督が「5分の失点以降は互角以上に戦えた」と胸を張ったのも、首肯せざるを得ない内容だった。
 とはいえ、こういう苦しい展開、押し込まれる展開によくも悪くも慣れているのが手倉森ジャパンの強みではある。「割り切りと柔軟性を持って戦った」とMF遠藤航が振り返ったように、思ったようにボールがつなげない中で、割り切ったプレーも増やしてリスクを回避し、何とか時計の針を進めていく。チーム結成以来叩き込まれてきた、個々が体を張って守る姿勢も随所で発揮され、何とか1-0のスコアを維持して試合を終えることに成功した。
 まさに辛勝だったと評するほかない試合内容。「相手のミスに助けられた」(同監督)のも、率直に言って事実だろう。ただ、遠藤を試運転し、FW浅野拓磨を「今後に向けて」あえて隠すなど、余力がゼロのゲームでもなかった。最終的に6戦こなして五輪切符を勝ち取ることが目的なのだから、ピークはもっと先でいい。勝ったから言えることではあるものの、そういう考え方もできるかもしれない。(川端 暁彦)

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