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覚悟のシーズン。柏木陽介、“浦和の10番”へ/コラム

2016/1/15 11:30


Photo: @ J.LEAGUE PHOTO

 毎年恒例ではあるが、新体制発表会見とともに今季の背番号が発表された。新戦力では駒井善成が18番、伊藤涼太郎が26番、イリッチが31番、遠藤航は浦和きってのレジェンドである山田暢久氏(現・浦和ユース・サポートコーチ)が13年まで着け、14年は現在、湘南に期限付き移籍している山田直輝が着けていた6番を背負うこととなった。また、昨季まで所属した選手にも番号の変化があった。浦和のエースナンバーであり錚々たる選手が着けてきた9番は、他クラブから移籍してきた日本人選手として初めて武藤雄樹が、昨季限りで引退した鈴木啓太が15年間背負ってきた13番は高木俊幸が着けることになった。そして何より目を見張ったのは、10番を柏木陽介が背負うことになったことだ。
 浦和で日本人選手が10番を背負うのは、今季から仙台でコーチを務めることになった福永泰氏以来、浦和史上二人目、16年ぶりのことだ。柏木自身は広島やU-20日本代表などで10番を背負ってきたが、浦和にとって大きなトピックと言って間違いない。山道守彦強化本部長はその理由について、「彼自身、当然ウチの中心選手としての自覚を持って4年間、ミシャ(ペトロヴィッチ)とともに歩んできた。その中で、成し得なかったモノに対して何かを変えていきたいというメッセージだと思ったし、彼からそういう発言があった」と説明。10番は柏木自身が望んだことを明かした。
“浦和の太陽”が“浦和の10番”へ。「自分が良いプレーをすればチームも強くなる」と浦和の中心であることを自覚し、昨季はボランチとして開花して日本代表にも復帰した。「第二のサッカー人生が始まった」と話していた柏木が、名実ともに浦和の中心選手となるべく、プロ11年目、そして自身初のタイトルを目指す勝負のシーズンへ挑む。(菊地 正典)

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