Photo: @ Office La Strada
「可能性は低い」
鈴木満常務取締役強化部長の言葉が状況を端的に表していた。来季、金崎夢生が鹿島のユニフォームを着る可能性は極めて低くなった。
昨季、ポルトガル2部のポルティモネンセから期限付き移籍で加入した金崎の活躍は目覚ましいモノだった。シーズン序盤から調子の出ないチームの中で孤軍奮闘。監督が石井正忠に代わったあとはFWの一角を占め、パワフルな突破と体を張ったボールキープで起点となり、ナビスコカップ制覇の原動力となった。
そのため、クラブは金崎夢生の残留をこのオフ最大のテーマに掲げていた。金崎の完全移籍を目指し買い取りオプションを行使、ポルティモネンセとは合意したものの、金崎の海外志向は強く「欧州でプレーしたい」という姿勢を崩せなかった。
今後、金崎はポルティモネンセに復帰した上で欧州の他クラブからのオファーを待つことになる。もし、移籍先がなく、ポルティモネンセでのプレーを嫌えば、来季も鹿島でプレーする可能性がないわけではない。欧州のマーケットが閉まる1月末まで日本代表FWの動向に注目が集まる。(田中 滋)