Feature 特集

[柏]実戦と学術を併せ持つ、理論派新監督の初お目見え/Jジャーナル

2016/1/15 16:30



柏レイソル

 理論派であり、なおかつ説明上手――。そんなミルトン・メンデス監督の“二刀流”ぶりが伝わった、報道陣への初お目見えだった。整理された、明快なプレゼンテーションが新監督の特長だ。試合の勘所を“5つの瞬間”という概念に集約。「実戦と学術的な二つの側面からサッカーに関わってきた」という理論派らしい分析力を披露するだけでなく、守備、中盤、攻撃というピッチの三分割を信号に例えて“赤、黄、緑”の色で表現するなど、伝え方へのこだわりも見て取れた。
 メンデス監督は2度目の来日ながら「コンニチハ」と声を掛けて会見場に入り、「ここに来れて幸せです」と切り出すなど、覚えたての日本語をフル活用。しかも質問者の名前を聞き取ってメモした上で「○○さん」と呼びかけてから答え始めていた。フレンドリーな対話が、彼の持ち味なのだろう。
 一方で個別の選手、試合については「次の機会があればもう少し詳細に」、「もう少し先で大丈夫か?」と、柔らかい物腰の中でも回答を避けた。雑な説明はしないというプロとして当然の“リスク管理”もあった、1時間超の記者会見だった。(大島和人)

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