Photo: Kazuto Oshima
■ミルトン メンデス監督
大事なのはクラブのスタイルと私のモデルの融合
「(来日については?)柏レイソルの一員として仕事ができることに喜びを感じている。アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)にいたとき、シモさん(下平隆宏ヘッドコーチ)と接触する機会があって、日本に来るチャンスを与えてもらった。
(メンデス監督のキャリア、オリジナリティーとは?)私はブラジル人だが、ポルトガルでプレーする機会を得て、UEFAのコーチングライセンスを取った。今日のサッカーはアカデミックな部分と切り離せない関係にあると思うが、実践と学術的な側面の二つからこれまでサッカーに関わってきた。
(柏では主力選手が抜けた中でのチーム作りとなるが?)私は楽観主義者だ。いつもポジティブなことしか考えていない。何名かクラブを去った選手はいるが、新しく来る選手のほうが大事。彼らこそが私たちの選手だからだ。出て行った人のことを考えて嘆くより、新たに来てくれた人を笑顔で迎え入れたい。
(新しく就任したベルマール・フィジカルコーディネーターの役割は?)(ポルトガル語で)フィジオロジスタという役職だが、彼の役割は重要となる。かつてないほどのテクノロジーが、いまはサッカーの現場で使われている。カタパルト社(GPSトラッキングシステム)とファーストビート社(心拍数計測装置)の二つの機械を取り入れて、トレーニングをしていく。素走りはせず、常にボールを使ったトレーニングをやっていくつもりだ。
(15年末の柏の2試合を見た印象は?)アグレッシブさ、ゴールまで速くボールを運んでいくことがわれわれの課題だ。
(自身のスタイル、システムについては?)大事なのは、クラブが今まで持っていたスタイルと、新しく着任した私の持ってきたモデルの融合。その中で私が考えているシステムは[4-2-3-1]だ。ゲームの中で臨機応変な対応ができる、変えていくことができるシステムだと思っている。ただ、一つのシステムだけで(シーズンを)戦っていくというつもりはない」