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AFC U23アジアカップ
1/19(火) 22:30 @ スハイムビンハマド

U-23サウジアラビア
1
0 前半 1
1 後半 1
試合終了
2
U-21日本

Column 試合前コラム

“中東勢対策”として絶好の機会/AFC U-23選手権2016 サウジアラビア戦

2016/1/18 11:31

Photo: Norio Rokukawa

 善くも悪くも謙虚なチームである。アジアで敗れた経験を蓄えてきてしまっているだけに、大会前から弱気とは言わないまでも、控えめな発言が多かった。「勝って当然」、「予選は通過点」なんて威勢の良い言葉は出てこない。
 悪いことでは決してないのだが、北朝鮮との初戦が何とも難しいものになったことに象徴されるように、自信の欠如はパフォーマンスの安定感欠落にもつながる。もう少し強気であってほしいという気持ちもあった。
 その意味で言えば、この連勝は彼らの士気を高めて、自信という推進力を与える材料にはなっただろう。タイ戦を終えた選手たちの様子は、北朝鮮戦の前後とは打って変わったものに見えたし、実際に手ごたえもあった様子だった。
 ただ、こうなると今度は「過信が怖い」と思ってしまうもの。確かにタイには圧勝だったが、そうは言ってもタイなのだ。東南アジア勢のレベルアップはいまさら指摘するまでもない事実だが、彼らがアジアの頂点を狙うような力をつけているわけではまだない。日本にとって、相性的にやりやすい相手だったことも確かで、決勝トーナメントでも当たると思われる中東勢相手の試合はまた様相の違うものとなるはずだ。
 その意味でも“準備試合”となった第3戦でサウジアラビアを相手に腕試しができる意味は大きい。個々の運動能力に秀でたチームが日本をリスペクトして戦ってくる状況を体感できるので、“中東勢対策”として、やっておいて損はない。先を見れば、五輪切符を懸けた3位決定戦で再び“遭遇”する可能性だってあるわけで、そういう意味でも矛を交える経験は貴重。個々の身体能力は間違いなくアジアトップクラスなので、個々人にとっても良い経験になるのは間違いない。
 準々決勝の相手は、順当にいくとイランということになりそうで、こちらはサウジアラビアとはまたタイプの違うチームだが、個の力を押し出して攻めてくるという共通点もある。強烈な個に対する組織としての対応をあらためて習熟しておく絶好のチャンスと見るべきだろう。(川端暁彦)

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