磐田は15日、ヤマハ大久保グラウンドで今季初の全体練習を実施。約200人のファン・サポーターが見つめる中で始動した。
昨季は終盤にかけて安定した戦いを見せ、追いすがる福岡を振り切って、自動昇格圏の2位でフィニッシュ。3年ぶりにJ1の舞台に立つ権利を得た。
最初の円陣後のランニングでは八田直樹、森下俊、小川大貴が先頭を走り、名波浩監督も選手とともに汗を流した。ランニング後のボールを使ったメニューでは選手たちから笑い声も起こっていた。
6年ぶりに復帰した大井健太郎が「明るく良い雰囲気でやれた」と話せば、ルーキーの小川航基も「楽しくできた」と振り返るなど、終始和やかなムードで初日を終えたが、練習前のミーティングで指揮官が今季の方針などを話した際には、選手たちは一様に引き締まった表情を見せたという。
3年ぶりのJ1を戦い抜く上では「波をなくすこと」が重要であり、「J1というステージに戻ることに満足せずに」戦うと名波監督は語った。昇格はゴールではなく磐田にとって新たなスタートとなる。(青木務)