充実の補強。激しい競争で“汗を流し、戦い、貫き、必ずやJ1へ戻る”
17日、約1,200人のサポーターが見守る中、C大阪の16シーズンが始動した。ランニング、体幹トレーニング、4対2のパス回し、8対8のミニゲームと滞りなく進められた初練習は、時折、笑みもこぼれるリラックスした雰囲気の中で行われた。選手と一緒にランニングの先頭を走ったのは、「能力を最大限に引き出して、戦える、勝てるチーム作りに貢献したい」と語る新任の山崎亨フィジカルコーチ。昨季、負傷者が続出した反省をふまえ、けがの予防やコンディション管理に力を注ぐ。
J1復帰が至上命令の今季。戦力としては昨季の主力がほぼ残った上、柿谷曜一朗や杉本健勇、丸岡満のユース組が帰還。新たに外国籍選手3名や山村和也、清原翔平ら実力者も加わり、各ポジションで激しい競争が勃発する。「キーワードは競争と結束。同じ方向を向いて戦いたい」とは大熊清監督の言葉だ。
午後はヤンマー本社にて、新体制発表会見も行われた。クラブは今季を“桜の挑戦”と位置付け、“汗を流し、戦い、貫き、必ずやJ1へ戻る”ことを誓った。スローガンは『SAKURASPECTACLE』。監督と兼
任して、新設されたチーム統括部フットボールオペレーショングループ部長(従来の強化部長)も務める大熊監督は、補強の狙いについて、「昨季の課題だったフィニッシュの力や精度を高めることができる選手。(山口)蛍の抜けた中盤の構成力」の2点だとした。メンバー表を眺めると、どのポジションも選手層に厚みがあり、期待感を抱かせる。
今後、タイ、宮崎の両キャンプを通じて外国籍選手のフィット感、選手の組み合わせなど、今季を戦うチームの輪郭が作られていく。(小田尚史)