Photo: Atsushi Tokumaru
新生千葉は“70得点以上、40失点未満”を目指す
17日、千葉が今季の新体制発表をフクダ電子アリーナで行った。今年は「2016キックオフフェスタ」と題し、3,338人のサポーターを招く形で開催。今季は、千葉にとって設立25周年となる節目の年である。前田英之新社長が「何が何でもJ1に昇格する」と話したように、このシーズンオフの間に23人が退団し、20人の新加入選手を迎え入れたこと自体がJ1昇格への決意表明だと言えるだろう。
まさに改革元年と言える今季の千葉。高橋悠太GMは大幅に選手を入れ替えた背景や、J1昇格のポイントを具体的にサポーターへと説明した中で、「70得点以上、40失点未満のチームであること」はJ1を目指す上で何よりの基準であると話した。関塚隆監督も「ゴール前への進入回数はリーグ4位だったが、枠内シュート率と決定率が非常に低かった。逆に失点数も45点だったので、1試合平均失点ゼロ点代に近付けないと目標に達することはできない」と重要性を語る。11年以降でJ1自動昇格を果たしたチームを振り返ると、そのほとんどがどちらかをクリアしていた。昨季の千葉は50得点45失点。今季は“プラス20得点”、“マイナス5失点”が具体的な数値目標となる。
今冬に獲得したエウトンには「15得点以上を期待している」と指揮官は語り、長澤和輝、アランダにはチャンスを作り出す仕事に期待が懸かる。守備陣も実績十分の佐藤優也や近藤直也を獲得し、戦力として十分に計算が立つ。しかし、「チームの基盤を昨季から引き継ぐことは難しい」と長澤が危惧するように、昨季からの積み重ねはリセットされた。キャンプを通じ、「攻守においてアグレッシブに戦う」という関塚スタイルの浸透度が勝負のカギになるはずだ。(松尾 祐希)