Photo: Atsushi Tokumaru
今冬の千葉は20人の選手を新たに獲得した。その内訳で大きな特徴となるのが、多くの県内出身者、千葉県と縁のある選手たちの加入である。彼らを獲得した背景にはどのような狙いがあったのか。
高橋悠太GMは「いまの千葉に足りていないのはリーダーシップを持つ選手」であると話す。そこで高橋GMは、リーダーシップのある選手を獲得することはJ2だと難しいと前置きをした上で、「昔から知っているとか、千葉県でサッカーをずっとやっていてあの人を知っているとか、そういう選手たちを集めたほうが、チームを作る上で上下関係が一気にできやすい」と地元出身選手を獲得することに活路を見いだした。柏の下部組織でプレーした近藤直也や船山貴之 、市立船橋高出身の阿部翔平や大久保裕樹、佐藤優也。流経大柏高出身の比嘉祐介や吉田眞紀人、八千代高出身の長澤和輝。それ以外に獲得した選手もともにプレーをした経験がある者たちばかりである。
「近藤はレイソルでやってきた選手で、ユース時代にも佐藤勇人と対戦している。近藤は佐藤勇人のことを絶対にリスペクトする」(高橋GM)。地元選手の強みを最大限に生かした、リスペクトのピラミッド。この構造が千葉に真のリーダーを生み出す第一歩となるはずだ。(松尾 祐希)