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今季の鹿島は昨季までと違って実戦で鍛える/Jジャーナル

2016/1/25 16:00



 今季からピリオダイゼーションを導入してフィジカル強化を図っている鹿島のキャンプは、走り込み中心だった昨季までと大きく様変わりしている。18日に宮崎入りすると23日には宮崎産業経営大と対戦。早くも1回目の練習試合に取り組んだ。
 指揮を執ったのが昨季途中からだったため、初のキャンプとなる石井正忠監督は30分×3本で行った試合に「最後の3本目しか得点は取れなかったが、動きは良かったと思う」と一定の評価を下していた。
 1本目は、今季から10番を背負う柴崎岳を中心に昨季の主力が顔をそろえたため、相手を攻め立てる。しかし、決定的なシュートが2度もバーに阻まれるなど、得点を生むことはできなかった。その中で目を引いたのはやはり柴崎。トップスピードでプレーする場面は少なかったが、安定した技術と視野の広さでチャンスを作っていく。二つの決定機のいずれにも絡んだところはさすがだった。
 ただし、それ以上の存在感を示したのが小笠原満男。満を持して3本目から登場すると、大きな声で若い選手に指示を飛ばし、攻撃でも守備でもチーム全体に指針を与えていく。これにより試合状況が一変、74分、ジネイのシュートがこぼれたところを平戸太貴が押し込み先制点を奪うと、82分にはユース所属の松浦航洋のクロスに中村充孝が飛び込んで追加点。2本目はパスを回すので精一杯だった若手が、小笠原に活を入れられ、自分の持ち味を出せるようになっていく光景は圧巻だった。
 注目の永木亮太が大腿部を痛めて大事をとって休んでいる中、今季37歳を迎える頼れる主将が圧倒的な存在感を示した。(田中 滋)

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