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[横浜FM]トリコロールの新体制。ラストピースが命運を左右する/Jジャーナル

2016/1/25 16:00


Photos: Atsushi Tokumaru

2年目のモンバエルツ体制。「今季の編成はまだ完了していない」


 23日、みなとみらい地区から新横浜地区に本拠地を移した横浜FMが日産スタジアムで新体制発表会を行った。会の様子は昨季同様にインターネットで生中継されたが、新加入選手のお披露目を生で見るためにメインスタンドには2,036人のサポーターが集まった。嘉悦朗社長からバトンを受け取った長谷川亨新社長の力強い言葉や、ピンク色のアウェイユニフォームが発表された際には、サポーターから期待と驚きが入り混じった歓声が湧き上がっていた。

 注目の新加入選手だが、現時点で目玉といえる選手は見当たらない。リオ五輪代表候補の前田直輝や4年ぶりの復帰となった金井貢史は先発争いに食い込むことが期待されるが、アデミウソン退団のショックを打ち消すほどのインパクトはない。それでも気になる補強について長谷川社長は「今季のチーム編成はまだ完了していない。ここ半月から1カ月くらいの間に全体像が見えてくる」と力強く宣言。枠が一つ余っている外国籍枠を活用した補強に動いていることを示唆した。ポジションは補強ポイントだった“アタッカー”と見て間違いないだろう。

 チームは11日にJ1最速で始動し、20日には青山学院大と練習試合を行った。20分×4本という変則的なゲームをトータル9-0で勝利し、エリク・モンバエルツ監督が1年目に築いた土台を確認できた。2年目となる今季は、その土台をベースに攻守両面でのブラッシュアップが必要で、特に積年の課題である得点力不足を解消できなければ「絶えず3位以内の優勝を争うポジションを目指す」(長谷川社長)という目標は達成できない。ラストピースの成否が横浜FMの命運を左右すると言っても過言ではない。(藤井 雅彦)

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