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[G大阪]強烈な競争意識の下、無限の可能性を秘めるFW陣/Jジャーナル

2016/1/27 11:30


Photo: © J.LEAGUE PHOTOS

 F.C.那覇相手に奪った14得点そのものには、さしたる価値はない。ただ、ゴールラッシュに透けて見えたのは、今季のFW陣の強烈な競争意識である。

 1本目でハットトリックを達成したパトリックは、県リーグレベルの相手に対して、まったく気を抜くことなく、前線からの守備でもフル稼働。味方を指差し、チェイスで連動するように求めるなど公式戦さながらの気迫を見せ付けた。

 昨季のチャンピオンシップ決勝で長沢駿に先発を奪われた危機感で、天皇杯決勝では終始ハードワークし続けたパトリック。アデミウソンが加わったこともさらなる刺激になっており、自ずとハードワークせざるを得ない環境が整っている。

 主力組が主体だった1本目では宇佐美とパトリック、アデミウソンがそれぞれ持ち味を見せたが、残るFW陣も控えに甘んじるつもりは決してない。

 2-0に終わった2本目では長沢が躍動感を見せてアピールし、2得点。パトリックとは異なる良さはチャンピオンシップや天皇杯でも証明済みだ。

 そして、今季からU-23チームが参入するJ3を見据えた若手主体の3本目では呉屋大翔が4得点と大暴れ。裏への抜け出しや点で合わせるうまさなど呉屋ならではの持ち味を大いにアピールし、長谷川健太監督も思わず「いやー、非常に良かったねえ」と唸るほどだった。

 J屈指の前線は間違いなく無限の可能性を秘めている。(下薗 昌記)

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