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攻守で見えた課題。青赤、次戦で仕上げへ
FC東京は27日、沖縄・国頭陸上競技場でJリーグ・スカパー! ニューイヤーカップの札幌戦を戦い、2-1で逆転勝利を収めた。試合序盤は3トップの距離が遠く、3トップ中央の前田が孤立する場面が続いた。すると、3分にミスから札幌の都倉に先制を許してしまう。だが、徐々に前線が流動的に動き始めると、阿部がゴール前で直接FKを獲得。これを水沼が直接決めて41分に同点に追い付く。
メンバーを変えた後半はFC東京がペースを握り、70分に左サイドを突破した幸野がグラウンダーのクロスを送る。羽生が打ったシュートのこぼれ球をネイサン・バーンズが押し込み、逆転に成功した。そのまま逃げ切り、今季の対外試合初勝利を飾った。
城福監督は試合後、初戦の琉球戦(0△0)に引き続き、「いろいろなモノが見えた」と手ごたえを口にした。この日は、[4-3-3]でスタートし、アンカーに入ったハ・デソンがゲームを作った。だが、前半は選手それぞれの距離が開き、スイッチとなる動き出しも少なかった。そのため、ハ・デソンがルックアップしても、ボールを縦に出す場面を作り出すことができず。城福監督は、「引いた相手を広げるためのポゼッションも必要だし、ゴール前に出せるところで出さない場面もあったので修正していきたい」と語った。
一方の守備では、プレスをかわされてピンチを招いた場面もあったが、効果的に敵陣で奪い返すシーンも作れていた。指揮官は「奥深くまで行くことができていたので、その先の工夫をしていきたい」と、一定の評価を与えている。攻守において課題や修正点もハッキリと見えた一戦。2月9日のACLプレーオフに向けて30日の東京V戦で仕上げに入る。 ( 馬場 康平)