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アジアで輝いた“大学生”際立った守備の安定感/AFC U-23選手権2016 EG採点

2016/2/1 11:30


Photo: Norio Rokukawa

EG平均採点6.50

DF 12 室屋 成(明治大)
5試合出場(480分)0得点

「お前、大学では手を抜いていたのか…?」
 大会期間中、所属する明治大のスタッフから“疑惑”を指摘するメールが届くほど、今大会の室屋成が見せたパフォーマンスは傑出したものがあった。

 もともと定評のあったスタミナ面やキックの質に加えて、際立ったのが守備面での安定感。14年のアジア大会で不足を指摘されたこの部分を「この1年、課題としてずっと取り組んできた」と言い、その成果を存分に示す大会にしてみせた。中でも、山場だった準々決勝・イラン戦(3●0)で対面の相手を抑え込みながら自重し、延長に入ってからの怒濤の攻撃参加で決勝点をアシストしてみせたプレーは印象深い。負傷で満足にプレーできなかった松原健の穴を感じるシーンは大会を通じてまるでなかった。

「自分にとっても本当に自信になる大会だった。今まで代表に入ってもなかなか自分自身を出し切れないことが多かったので、自分自身がメンタル的に成長できていたことが大きい」と胸を張った。

 今後はプロ行きか否かという決断も迫られるが、「監督と相談して考えたい」と明言を避けた。むしろ喫緊の課題は、帰国後に待っている「何とかなりそうじゃない」という大学の“追試”である。


※本紙1700号 の特集「亜細亜の頂に立った23名の若き侍と、それを率いた名将」にて全選手のEG採点・寸評を載せております。

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