Feature 特集

今季初の実戦で大量5得点。前進し始めた清水/スカパー!ニューイヤーカップ 清水×鹿児島マッチレポート

2016/2/5 11:30



清水5−1鹿児島

 清水にしてみれば終盤までは理想的な展開だった。15分にチョン・テセのクロスに石毛がニアで合わせて先制。さらに30分には、「チームとして完璧」(大前)というゴールが生まれる。白崎のスルーパスに、右サイドで抜け出した石毛がゴール前に転がし、大前が滑り込む。3人がイメージを共有したゴールだった。後半に入っても大前が、チョン・テセの絶妙な落としに反応。シュートは、一度はGKにセーブされたが、こぼれ球を押し込んだ。4点目はその大前のFKに高い打点のヘッドで犬飼が合わせ、GKは一歩も動けず。最後の得点は、ゴール前のこぼれ球を石毛がゴールに突き刺した。

 得点もさることながら、小林監督が求める「縦への意識」が見られたことも一つの成果だろう。もちろん「無理して縦パスを入れる場面があった」(本田)と、連係面はまだまだ。それでも、勝負のパスが加わったことで今後にも期待できる。

 ただ、89分に一瞬のスキを突かれて喫した失点は無用だった。鹿児島は今季J3に昇格したばかりのチーム。それも失点した時間を考えると後味が悪い。

 それでも、昨季のリーグ最終戦以来の実戦。課題が出ないほうがおかしい。完成までには難題も多いが、勝ったことでチームとしてようやく歩みを進めることができそうだ。(田中 芳樹)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会