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[清水]単調なリズム。攻撃の組み立てに課題を残す/スカパー!ニューイヤーカップ

2016/2/8 16:30


Photo: © J.LEAGUE PHOTOS

 シュートが4本、しかも枠内シュートは1本もない。5-1で勝利した3日の鹿児島戦。カテゴリーが違うことは頭では分かっているが、その試合で大量得点を奪ったことが、かえってこの磐田戦のハードルを上げたのかもしれない。それに加えて、終了間際の失点。試合後「あ〜、負けた。クソッ!」と、無念の表情で小さくボソッとこぼした小林監督の姿が象徴するような試合だった。

 内容的に見ても、「ボランチを中心にリズムを変えるプログラムがないのかなと思った」と小林監督が振り返るように、清水の攻撃は“最終ラインから縦に蹴り出してははじき返される”の繰り返しだった。それでも、選手の技量で、何とかなった部分もある。左サイドに開いたチョン・テセのサイドチェンジから大前がフリーでシュートを放った場面、また同じく左サイドから大前のクロスに、チョン・テセが足を伸ばして見事なトラップを決めた場面など、どのような形であれ、前の選手にボールが渡れば何かが起こる期待感はあった。しかし、そこで得点が入らないと、ただただ単調な印象を残す。

 前日練習ではビルドアップの練習を積んできた。しかし、本番になるとうまくはいかない。まだまだ小林監督と選手のイメージにギャップがある。解消までにはまだ時間がかかりそうだ。(田中 芳樹)

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