大本命は全北現代も、江蘇蘇寧が大型補強中
大会での実績から考えればKリーグ王者の全北現代が大本命だ。3大会連続でグループステージ突破を果たしている全北は、韓国の名将として知られるチェ・ガンヒ監督が堅固な守備とサイドアタックを整備しており、状況に応じたゲームコントロールにも長けている。攻撃の中心を担うブラジル人MFレオナルドは健在で、前線にはKリーグ・済州で活躍した長身FWリカルド・ロペスを加えた。また韓国代表シュティーリケ監督の信頼を高めているMFイ・ジェソンなど、戦えるテクニシャンがそろう。FC東京が本大会に進めば、初戦がアウェイの全北戦となり、いきなり最大の山場が来ると言っても過言ではない。
タレント力でその全北を上回るのが江蘇蘇寧だ。欧州市場が全体的に冷え込む中、今季のウクライナ・プレミアリーグで得点ランクトップの22得点を挙げているブラジル人MFアレックス・テイシェイラを約65億円で獲得し、ラミレス、ジョーという世界的に知られるブラジル代表クラスのタレントも獲得。まさに“爆買い”をやってのけた。また、江蘇蘇寧には日本代表を大目標に掲げる元浦和のFWエスクデロもおり、爆発力は前回王者の広州恒大にも匹敵し得る。元ルーマニア代表のペトレスク監督がどうまとめ上げるかだろう。
ビン・ズオンも「ベトナムのチェルシー」と呼ばれるほど潤沢な資金力を持つチームで、FWレ・コンビンなどA代表クラスのテクニシャンをそろえる。Vリーグとベトナム・カップの二冠王者でもあり、油断できない相手となる。(河治 良幸)