浦項が勝ち抜いてくると、間違いなく“死の組”に
前回の雪辱を狙う浦和は今大会における最も難しいグループに組み込まれた。プレーオフで韓国Kリーグ3位の浦項スティーラーズがベトナムのハノイT&Tを破ってくれば、間違いなくここが今大会の“死の組”となる。
名将スコラーリに率いられたアジア王者の広州恒大(中国)に関して言えば、どこに入ろうが首位突破の大本命になることは変わらない。FWエウケソンを上海上港に放出した代わりに、コロンビア代表のジャクソン・マルティネスを約55億円の移籍金で獲得した。今季加入したスペインのアトレチコ・マドリーで鳴かず飛ばずに終わったとはいえ、ポルトガルで3季連続の得点王に輝き、ブラジルW杯の日本戦で2得点を挙げたストライカーがもたらすインパクトは大きい。パウリーニョとグラルのブラジル人コンビ、司令塔チェン・チー、屈強な韓国代表DFキム・ヨングォンと中国代表DFフェン・シャオティンのCBコンビなど、穴が見当たらない。
シドニーFCは14年に仙台を途中解任されたグラハム・アーノルド監督が指揮するが、タフに走り抜く意識が浸透しており、やりにくい相手になりそうだ。そのスタイルを崩すことなく質を加えているのがトルコの名門ベシクタシュなどで活躍した元スロバキア代表のホロシュコとセルビア人MFニンコビッチ。守備は身体能力にあふれるセネガル人のファティを中心に鉄板のごとき強さを誇るが、横の揺さぶりにはやや脆さを見せるかもしれない。(河治 良幸)