1月18日の御殿場1次キャンプから、新シーズンを本格始動させた松本。御殿場では天候に恵まれたこともあり、走り込みやコアトレーニングなどで1年間を戦い抜くだけのフィジカルをじっくりと鍛え上げることができた。土台作りは完了し、現在は清水に拠点を移してさらなる熟成の最中だ。
一昨季は「走力を武器にスペースを支配するサッカー」(反町康治監督)でJ2を席巻したが、昨季はJ1の高い壁の前に健闘虚しくJ2降格の憂き目を見た。そこで今季はこれまでのスタイルに新たな彩りを加えるべく、ボールを使ったトレーニングに時間を割いている。前述のサッカーに加えて「ボールも支配しよう」という指揮官の意向により、ビルドアップ力の向上を意図したメニューに取り組んでいる。
選手個々に目を移すと、幸いにも数名の別メニュー調整は出たものの大きなけが人はここまで不在なのは好材料。ほぼ全員が練習試合に参加しており、若手選手も萎縮することなく指揮官へのアピールに余念がない。チーム内競争も激化し、いい緊張感の中で準備は進んでいる。(多岐 太宿)