長崎2-3千葉
今季、大幅な選手の入れ替えがあった両チーム。そのため選手の組み合わせや、新たに加わった選手たちの力を見極めることが、45分×3本で行われたこの練習試合の主なテーマだった。その中で先手を取ったのは長崎。新戦力である松本大輝とパク・ヒョンジンが高い位置を取ると、千葉のサイドハーフを押し込んでいく。新加入同士でダブルボランチを組んだ田中裕人と養父雄仁も積極的にボールへと関わり、試合の主導権をつかんだ。
しかし、0-0で迎えた2本目は一転して千葉のペース。特に両者が大幅な選手交代を67分に行うと、最終ラインの押し上げを促すようなビルドアップで攻撃を展開する。途中出場の船山貴之や小池純輝が相手の背後を突く動きで攻撃に変化をつけると、74分に山本真希のミドルシュートで先制に成功した。
3本目に入っても千葉は攻撃の手を緩めない。96分に吉田眞紀人が右サイドを突破すると、井出遥也が折り返しに反応。さらにリードを広げたが、「みんな動きが落ちてしまった」(関塚隆監督)と千葉はここから一気にペースダウンしてしまう。すると、長崎は118分に北川滉平のゴールで反撃を開始。127分にもその北川が左サイドからラストパスを送り、田中輝希がネットを揺らした。しかし、その直後の133分、千葉がCKの流れから長崎の一瞬のスキを突き、難しい体勢から吉田が決勝弾を叩き込んだ。
宮崎キャンプ最後の実践を勝利で飾った千葉は、「2-0から追い付かれたことが問題」(佐藤勇人)と課題を残した。対する長崎も試合勘の不足が目立つ内容。両者とも課題を見えたという意味では、収穫があった試合と言えるだろう。 (松尾 祐希)