Photo: Kazuhisa Akutagawa
C大阪7-1横浜FC
超J2級の選手たちが、健全競争の中で切磋琢磨
宮崎キャンプ2日目、C大阪は横浜FCと練習試合(45分×4本)を行い、7-1で圧勝した。
1、2本目は、ボランチから前の選手をすべて新加入で固めた中、目立ったのは、右サイドで先発した杉本健勇と、ボランチの一角を担った山村和也。19分、山村が絶妙なパスを横浜FCの左SB裏に送ると、スペースに走り込んだ杉本が落ち着いてトラップ。GKとの1対1を冷静に決めた。ブルーノ・メネゲルのCKに合わせた山下達也が追加点を挙げて迎えた36分、今度は杉本が果敢なプレスで自ら奪ったボールを持ち込み、自身2点目を決めた。
1点目をアシストした山村は、前線へのパスを出しただけではなく、安定したポジショニングと空中戦の強さから、中盤の守備でも貢献。「能力は高い」と大熊清監督も評価した。2本目では、茂庭照幸が異議と相手ペナルティーエリア内でのファウルで2度警告を受け、退場となるアクシデントもあったが、終了間際に再びメネゲルのCKから今度はリカルド・サントスが押し込み勝負を決めた。
メンバーが変わった3、4本目も、玉田圭司が健在ぶりを示すプレーで2得点、そして、宮崎キャンプ初日も豪快なシュートで猛アピールしていた大卒ルーキー澤上竜二も得点を挙げ快勝した。
指揮官が『競争と結束』をテーマに掲げスタートした今季。誰が出ても遜色ない実力を持った選手たちが、健全な競争の中で切磋琢磨しチーム力を高めている。また、大熊監督が練習中から口を酸っぱくして要求している「攻守の切り替え」も、外国籍選手3名を含めて選手たちはひたむきに実践。「スキのないチーム」(大熊監督)を目指す上での課題も見られたが、チームの雰囲気は良好だ。
1、2本目でキャプテンマークを巻いた柿谷は、自身のプレーについて「納得していない」と反省しつつも、「みんなが攻守で一つになって、勝ちに向かう試合ができた」と手ごたえも述べた。失敗が許されない今季の桜。まずは順調な滑り出しとなっている。(小田 尚史)