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磐田、優勝達成も「恥ずかしい内容」/スカパー!ニューイヤーカップ 鹿児島×磐田 マッチレポート

2016/2/12 11:30


Photo: © J.LEAGUE PHOTOS

鹿児島0-2磐田

鹿児島、後半に反撃を見せるが一歩及ばず

「恥ずかしい内容だったと思う」と名波監督が振り返ったように、磐田としては内容に乏しい試合となった。立ち上がりは左サイドのアダイウトンを軸に攻撃を展開。17分にはそのアダイウトンがしかけてCKを得ると、松浦のCKに自ら飛び込んでネットを揺らした。28分にはCKのこぼれ球を松井が豪快に蹴り込み追加点。ただ、全体的な攻撃内容を見ると、個の力をベースにした単騎突進であり、周囲の選手が絡んで崩したとは言えないモノ。守備陣も消極的な姿勢が目立ち、球際で負ける場面が見受けられた。37分には石田を下げ、大南を投入。このことからも指揮官の要求に、選手たちが応え切れていなかったことが見て取れた。

 対する鹿児島は格上の相手に対し、怯んでしまう場面が散見。「われわれ本来のアグレッシブな戦い方ができず、前半を終えてしまったと感じる」という浅野監督の言葉どおりの試合展開になってしまった。すると指揮官は後半の頭から交代可能人数の上限である8人を一気に投入。大胆な采配で流れをたぐり寄せに掛かると、この交代策が見事に的中する。「前からプレッシャーを掛けて、ボールを奪った上でシュートまで持っていければいい」と後半からピッチに立った中原が話すように、チームは本来のアグレッシブな姿勢を取り戻し、勇猛果敢にゴールへと迫った。しかし、いずれのシュートも枠を捉え切れず、試合はこのままタイムアップ。磐田が3連勝で鹿児島ラウンド優勝を果たした。

 敗れはしたが、後半は鹿児島のゲームだった。それは後半だけで8本のシュートを放ったことからも伺える。「組織として戦えるよう開幕までに合わせていきたい」と藤本が話すように、Jの新参者・鹿児島としては実り多き最終戦になったはずだ。 ( 松尾 祐希)

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