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[横浜FC]7失点も、手ごたえあり。攻撃は小野瀬がけん引/Jジャーナル

2016/2/12 16:30



 横浜FCの選手の表情は、決して暗いモノではなかった。昨季のJ2リーグ戦失点数58がワースト3位タイだった反省から、ベトナムキャンプから戦術練習では守備に時間を割いてきた。ボールをどこで、いつ奪いに行くか、「共通理解はできてきている」(市村篤司)。

 この試合では、FWから限定してパスをSBに出させ、そこへサイドハーフが激しく詰めてスイッチを入れ、GKまで下げさせて蹴らせたり、ボランチに入ったところを奪う場面が何度も見られた。単純なミスから結果的に7失点したが、なす術なくズルズルとラインを下げていた昨季より明らかに進歩している点に、手ごたえを口にする選手も多かった。

 そして奪ってからの攻撃では、プロ5年目を迎える小野瀬康介が躍動した。前を向いてドリブルで積極的にしかけ、C大阪守備陣を何度も慌てさせた。競り合いの中からPKにつながったCKも、小野瀬のドリブル突破から獲得したモノ。「攻撃は最後は個の部分。C大阪もそうやって点を取っている」と、相手の強力攻撃陣に刺激を受け、それをプレーで表した。小野瀬の背中を追って下部組織から昇格した前嶋洋太や齋藤功佑もこの日、臆することなくプレーしている。「やらなきゃいけない立場なので、しっかり結果で応えたい」と語る背番号19。下部組織出身最年長選手として今季、横浜FCの攻撃をけん引していく。(芥川 和久)

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