Photo: Shigeru Tanaka
――少し出足でつまずきましたが今季の目標は?
「30試合は出たいですね。日本代表も意識しているので、このチームで30試合以上出れば自ずと近付いてくると勝手に思っています。それくらいレベルが高いチームですし、30試合継続して試合に出るということは、高いパフォーマンスを継続している証です。それができれば良い1年になると思っています。あとは、タイトルを獲ることと、ACLにも出たいですね。まだ経験していないことを、これからたくさん手にできるチャンスがあると思うので、そういうところは意識しています」
――日本代表という言葉も出ました。今年、一番大きなテーマですよね。
「自分の中ではそうですね。1回、ああいうふうにミーティングに呼んでもらって(※)、気持ちはさらに高まったし、日本代表というのはずっと一番大きな夢です。そこに入るチャンスが、手が届くところまで来ている。今年は代表に入って、最終的にW杯に出たいという気持ちがあるので、そこにつなげていきたいと思います」
※昨年12月20日に都内で行われた、Jリーグでプレーする選手が対象の日本代表ミーティング
――日本代表が現実的に見えてきた実感があるのでしょうか。
「だんだん現実的に近付いてきた感じがありますね。一昨年か、そのちょっと前くらいから初めて意識するようになりました。それまでは無理というよりはまったく意識していませんでした。そういう気持ちは、自分の自信によって変わって来ると思うんですけど、やっぱり自分が成長している証だと思います。だんだん近付いてきているし、ここまでは良い感じで来ていると思うので、ここでつまずくわけにはいきません。環境が変わって、出だしでちょっとつまずきましたけど、ここからは本当にしっかりやっていきたいと思います」
――日本代表を意識するようになったきっかけがあったのですか。
「(湘南で)ずっと試合に出て、自分もチームも成長していくにしがたって気持ちもそれに並行して付いて来た感じです。だから、これというきっかけはないですね。自然とそういう気持ちになっていきました。湘南では、その試合、その試合、1試合ごとに反省して、明確な課題があったとしたらそこを重点的に頭に入れて試合に向かうことを繰り返していました。あまりダラッとはしてなかったですね。試合をこなしていたというよりは、チームや個人の課題を次の試合でどうするか、という連続でした。個人としてもチョウさんに成長させてもらいましたし、チームとしてもチョウさんがレベルアップさせてくれたと思います。課題に向き合って前向きにやっていく人なので、選手も前向きにやりながら右肩上がりに成長できたんだと思います」
――試合の中で、「これなら通用する」という自信を積み重ねてきたんですね。
「昨季で言えば、今まで勝てなかった相手に勝てたり、ボランチで対戦してきた選手にも今までは何もできなかったですけど、『今日、この試合は俺のほうが良かったんじゃないか』と思える試合が増えたり、そういうことの積み重ねですね」
――あらためて今季の抱負を教えてください。
「このクラブがリーグタイトルを獲れていない状況が続いているのは知っています。自分が入ってタイトルを獲得できるように貢献したいです。ただ、試合に出て活躍してこそのタイトルだと思うので、とにかく試合に出てチームに貢献したいと思います」