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浦和4-2長崎
鹿児島合宿3試合目となった長崎戦は浦和にとって課題と成果が見えた一戦となった。
レギュラー組が出場した1、2本目は槙野智章がリベロ、左CBに橋本和が入る布陣をテスト。8日の大田シチズン戦から取り組んでいる前線からプレッシャーを掛けてマンツーマンでハメていく意識は感じられたが、それ以前に縦パスや自陣でのミスが頻発した。9分には柏木陽介がゴール前でパスミスをすると、奪い返そうと後ろから相手を倒してPKを献上。10分にこのPKを永井龍に決められて先制を許す。以降も立て続けにミスからピンチを招くと、24分には立ち上がりに接触プレーで太ももを痛めた興梠慎三が負傷交代するアクシデント。25分あたりからようやく落ち着きを見せたが、0-1で1本目を終えた。
2本目に入ると、ハーフタイムに「監督の雷が落ちた」(橋本)ことが影響したのか、選手の動きが明らかに良くなり、長崎を圧倒。特に65分以降は前線からのプレスも効き、長崎にチャンスを作らせないどころか、ほぼハーフコートゲームとなり、75分にCKのこぼれ球を武藤雄樹が押し込んで同点とすると、82分には興梠に代わって入った伊藤涼太郎のスルーパスからズラタンがゴールを決めて同点。さらに90分には梅崎司の縦パスからズラタンが反転してシュートを突き刺した。1本目と2本目でまったく異なる内容となったが、結果として3-1で2本目を終えた。
控え組中心となった3、4本目は118分に左サイドを突破した関根貴大のパスを石原直樹が押し込んでゴール。4本目は開始早々に失点し、3本目と比べオープンな展開の中でチャンスもあったが、決め切れずに1-1で終了。4本合計4-2で練習試合を終えた。(菊地 正典)