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讃岐の新たな挑戦と、浮かび上がった課題/Jジャーナル 讃岐×鹿島 試合後コラム

2016/2/16 16:30



 昨季J2リーグ最少失点タイに輝いた守備に加えて、新たな“守備からの攻撃”を構築しようとしている讃岐。昨季までは自陣でブロックを敷いてからのカウンターに重きを置いてきたが、今季はそこに加えて組織的、能動的に高い位置からボールを奪いに行く守備にもチャレンジしている。高い位置でボール奪取することで、より好機に直結する機会を増やそうという算段だ。

 しかし、何でもかんでも高い位置から守備をしかけようというわけではない。当然、根幹にあるのは昨季まで積み上げてきた堅守速攻。そのスタイルを維持できてこそ、新たな挑戦が効果的に機能する。

 鹿島戦を振り返ると、堅い守備からのカウンターは通用しており、特に前半は推進力を持って前に飛び出して行く力で先手を取っていた。しかしながら、その前半に放ったシュートはたったの3本。そこにいくつかの課題が見えた。一つはパスやトラップ。動き出しは抜群だったが、そこから次につなげるための動きでミスが散見した。そこで正確なプレーができていればチャンスはより増えていただろう。トップスピードでゴールへ迫るカウンターだからこそ、“止める、蹴る、考える”といった基本技術の精度が重要になる。もう一つは新加入選手のフィット。「まだまだ(新加入選手は)うかがいながらやっているというか、必要以上に疲れている印象を受ける」(清水)。まずは基本戦術に思考と体を慣れさせること。そうすれば、より本来の特徴が生きてくるはずだ。 (柏原 敏)

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