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「キジさんのことを尊敬している」MF 11 古田 寛幸(ツエーゲン金沢)インタビュー②

2016/2/19 16:30



――古田選手のプレースタイルを教えてください。
「ドリブルが得意なので、どんどん前にしかけるプレーを出していきたいです」

――そのスタイルはどこで培われたのでしょうか。
「サッカーを始めたころからドリブルが好きでした。ずっとドリブルをしていた記憶があります。ただ、このチームに来てからは、そこまでドリブルはしていません。もちろん今後はそういうプレーも出していきますが、連係を深めてからのほうが良いのではないかと思っています。いまはちょっと周りに合わせながらやる時期。試合の中では、どこかで“個”を出さないと得点は取れません。『ここぞ』というときにドリブルをしかけたいです」

――クラブの公式ホームページのプロフィールに、憧れの選手として木島良輔選手(讃岐)を挙げていましたね。
「みんなにとっては意外みたいですね。2年前、讃岐に(札幌から)期限付き移籍をしたときは、複雑な思いがありました。キジさん(木島良輔)のことはいろいろな選手から聞いていましたが、僕は自分の目で確かめたモノしか信じない性格です。実際にお会いしたらすごく良い方で、毎日アドバイスをくれました。細かいドリブルの話もしましたよ。一番印象に残っている話があって、僕が『キジさん、いつ引退するんですか?』と聞いたら、『オレは相手をドリブルではがせなくなったら引退する』と言ったんです。めっちゃカッコいいと思いました。あの年までドリブルを貫いている選手はなかなかいません。ドリブルは体力を使うので、パスを選択することが多くなったりします。キジさんはあの年までずっとドリブラー。まだキレもある。あそこまで貫いてサッカーをしているところを僕はすごく尊敬しています。プレーはもちろん、考え方や生き方もカッコいいです」

――木島良輔選手と一緒にプレーした思い出などはありますか。
「僕がけがしているときにキジさんが試合に出たり、僕が復帰したらキジさんがけがしたりで、あまり(試合で)共演する場面はありませんでした。でも、僕がけがしているときに上から見ていて、『やっぱりこの人すげぇ〜』と思いましたね。キジさんのドリブルは相手のイヤなところを突きます。どうされたら相手がイヤがるかを常に考えています。相手の逆を取るのがすごくうまいので、そういうプレーは盗んでいきたいですね」

――古田選手自身はドリブル中に何か意識していることはありますか。
「ドリブルしているときは特に何も考えていません(笑)。ドリブルはあまり深く考えたらダメで、今までやってきた感覚を信じてドリブルしています。ただ、ドリブルだけにならないように、選択肢が何個かある中でドリブルを選択するようにはしています。苦しまぎれで周りも見えていないのにドリブルをするのはあまりよくありません。状況が見えた中でドリブルができたら一番良いです」

――木島良輔選手以外に参考にしている選手はいますか。
「やっぱりメッシ(バルセロナ)ですかね。僕と同じ左利きで背丈も似ています。僕が求める究極のプレーをしているのがメッシです。あれだけドリブルでかわすことができたら単純に楽しいでしょうね。メッシはちょっと常人離れしていますが、求めるとしたらあのプレーです」

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