Photo: Atsushi Tokumaru
U-18 Jリーグ選抜1-1日本高校サッカー選抜
サッカーの醍醐味を堪能できた好ゲーム
Jユースと高校サッカーの選抜チームによる7回目の対峙となった「ネクストジェネレーションマッチ」。雨も落ちる中でのゲームだったが、選手たちのテンションは高かった。互いのライバル心に加えて、日産スタジアムという箱も選手たちの心理面に作用した。「こんなにデカい会場で、9千人も観客がいる中での試合というのは初めてだった」と、U-18Jリーグ選抜のDF橋岡大樹(浦和ユース)が言えば、日本高校選抜のDF星キョーワァン(矢板中央高)も「本当に良い経験になった」と振り返る。
序盤の主導権はJ選抜。中盤中央のトライアングルを起点にしながら両翼を使って高校選抜を押し込んでいく。ただ、「最初は緊張してしまっていた」(FW旗手怜央/静岡学園高)という高校選抜側も徐々に持ち直して反撃を開始、前半終了間際の34分には、その旗手がしなやかなドリブルからのシュートを鮮やかに決めて先制に成功した。
だが、Jユース界屈指の熱血漢である大槻毅監督(浦和ユース)からハーフタイムに熱く煽られたJ選抜側も奮起。48分にはやや強引な攻めから途中出場のFW向井章人(神戸U-18)が力強いシュートを決めて同点に追い付いてみせた。
その後は互いに譲らず、「球際、アグレッシブさ。サッカーの一番の醍醐味を表現できたゲーム」(大槻監督)は痛み分けに終わり、通算対戦成績は2勝3分2敗と五分の星のまま、動かなかった。(川端 暁彦)