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「相手のサッカーを考えながら勝ち点を奪える戦いをしていきたい」(城福監督)
4年ぶり2回目の出場となるACL。今季からFC東京に戻ってきた城福監督にとっては、初めての大会でもある。「(リーグ戦を含む)各大会のプライオリティーはない。すべての試合に勝ちたい」と前置きしつつも、アジアの戦いの重要性を語った。「間違いなく厳しい戦いになる。その中で、いかに日本らしさでライバルを上回れるか。アジアトップを目指す戦いだが、世界を目指す戦いでもあるということは昨季広島が示してくれた」。FC東京が今季掲げるスローガンは『頂戦』。頂点を狙う思いは、リーグ戦だけではなくACLにも通じている。
今季はすでに公式戦を1試合戦っている。ACL本戦出場をかけたプレーオフ・チョンブリ戦で9-0の大勝を収めた。その試合では甲府から加入した阿部や鳥栖から加わった水沼を含めた攻撃陣が爆発した。
しかし、今回の試合はまったく異なる試合展開になることは必至だ。何より初戦の相手は昨季のKリーグ王者、さらには今大会の優勝候補にも挙げられている全北現代。潤沢な資金力をバックに、今季はアジアチャンピオンを意識した大型補強を敢行した。韓国代表の長身FWキム・シンウクをはじめ、新戦力には190cm超えの選手が3名。先発選手の平均身長も184cm(FC東京は179cm)と大型チームとなっている。名将チェ・ガンヒ監督が掲げるサイドから波状攻撃をしかける“タッコン(韓国語で全員攻撃の略語)サッカー”も健在だ。
城福監督は試合のポイントを「今回は球際勝負が一つのカギになる」と明言。「守備的に守ろうとしても守り切れる相手ではないが、相手のサッカーを考えながら勝ち点を奪える戦いをしていきたい」とアウェイ戦での展望を語った。(西川 結城)