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アクシデントとアジアの洗礼。返り討ちにあった青赤/AFCチャンピオンズリーグ グループE 全北現代×FC東京 マッチレポート

2016/2/26 6:00


Photo: Getty Images

全北現代2-1FC東京

 心身ともに負荷の高い試合になることは想像に難くなかった。韓国クラブ特有の激しいプレーに、移動と零下の寒さが伴うアウェイ戦。FC東京は「こういう試合でも勝ち切らないといけない」(森重)と意気込んで臨んだが、優勝候補の全北現代に返り討ちにあった。

 アクシデントが重なってしまった。前日練習で古巣戦に向け調整していたMFハ・デソンが、右ふくらはぎを痛めて欠場。さらに前半早々には左SBで先発した駒野が、同じ右ふくらはぎを負傷しベンチに退いてしまった。

 チームはハ・デソンの代役で先発した橋本をSBに移し、中盤に幸野を急遽投入したが、負の連鎖はピッチ内のパフォーマンスにも徐々に影響を与える。序盤はコンパクトな陣形から好プレスを掛けていた守備は、時間とともに相手の攻撃に飲み込まれ、前後半にそれぞれ失点を喫した。終了間際の阿部の追撃弾も時すでに遅し。それ以上殴り返す力も時間もなかった。

 森重や米本、阿部など球際の強さで対抗した選手もいたが、大半はやはり敵の圧力の後手に回った。昨季まで柏でプレーしたキム・チャンスと対面した東は「Jのときとは激しさが全然違った」と語る。アジアのライバルが日本のクラブにしかけるハードプレー。青赤はいきなりその洗礼を浴びてしまった。(西川 結城)

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