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J1リーグ 第1節
2/27(土) 19:00 @ 味スタ

FC東京
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
大宮

Column 試合後コラム

[FC東京]アクションサッカーは一夜にしてならず

2016/2/29 14:36

 シュートは大宮の倍に当たる14本。ボールを持って試合の主導権も握るが、ビッグチャンスが多かったわけではない。昨季までのリアクションサッカーから、アクションスタイルを目指す今季のFC東京。開幕戦は、その移行が一筋縄にはいかないことを示すような消化不良の試合だった。

 シンプルさを欠く攻撃だった。前半はボールがスムーズに動き、最前線の前田や阿部も絡んでゴールに迫った。しかし、時間が経つにつれて、チームの攻めは袋小路に入り込む。横パスが多く縦方向に進まない。また、バイタルエリアに複数の選手が進入するも、密集に突っ込んでいくことで相手の対応をラクにさせた。

 選手は昨季よりも確実に人数をかけて攻めることができている。ただその分、局面で選択肢を多く持てることで、あえて複雑な連係を選ぶ場面もあった。何度かフリーで動き出していたストライカーの前田にパスが出なかったシーンは、ゴールに最短距離で向かうサッカーの本質を見失っていたことの象徴だった。

「スペースがない中で攻めることを予想してのメンバー構成だった」と城福監督は語った。交代カードには、小柄で機動力に長けたテクニシャンを多くそろえた。平山は故障中だが、ベンチ外には大柄なサンダサもいた。最終的に理想のスタイルが立ちいかなくなった際に必要な、高さや体の強さを生かすような現実的采配。今季指揮官がタイトルを本気で目指す上で、手の内においておかなくてはならない手段かもしれない。             (西川 結城)

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