水原三星の敵地で行われた大会初戦はスコアレスドロー発進に終わったG大阪。早くも今シーズン最初の正念場がやってきた。
「どのチームが勝ち上がってもおかしくない」(長谷川監督)という指揮官の見立ては間違いではなかった。メルボルン・ビクトリーはホームで上海上港に勝ち切り(2○1)、勝ち点3を獲得。グループGは“死の組”の様相を呈してきた。グループステージで勝ち点12の奪取を目指すG大阪にとってホーム3勝は大前提。目指すのは勝ち点3のみだ。
ACLでは過去3勝1分で相性は良いが、やや大味だった過去のチームとは異なり、ケビン・マスカット監督が率いる豪州王者は縦への鋭い攻めを持った侮れないチームである。
「上海戦を見たが非常にオーガナイズされている」(長谷川監督)。ホームで勝ちたいのは当然だが、最終ラインの背後に鋭く抜け出す相手FWへのケアも不可欠。水原三星戦では宇佐美やパトリックが決定機を逃したが、FW陣の奮起も求められる。取りこぼしは命取りになりかねない一戦だ。(下薗 昌記)