京都17位、水戸19位。両チームともに、昨季はクラブ史上最低の順位でシーズンを終えている。新たなシーズンで示すべきは、“再起”への歩み。それぞれ6名の新戦力が名を連ねた先発メンバーからも、その決意が感じ取れる開幕戦となった。
序盤からペースを握ったのは京都。開始早々に石櫃のクロスでチャンスを作ると、直後には有田が至近距離からゴールを脅かす。そのまま京都が優勢に試合を進めると、53分に先制点が生まれる。相手のクリアに反応した有田が、バックステップを踏みながらのダイレクトシュートを豪快に叩き込んだ。
一方、攻撃が形にならない水戸だったが、戦術の変化で流れを引き寄せる。65分ごろから[4-2-3-1]に、その後は[3-5-2]へと、選手交代をせずにシステムをチェンジ。相手の陣形とのミスマッチを作り出す。そこで生じた京都の混乱を、水戸が見逃さない。73分、間延びして広くなったバイタルエリアに人数をかけ、三島が落ち着いて同点ゴールを沈めた。
終盤に入ると、京都がエスクデロを、水戸が萬代を投入。攻撃のカードを切って勝利への気持ちを見せたが、スコアは動かず。京都と水戸の“再起”への道のりは、勝ち点1からのスタートとなった。(川瀬 太補)