Photo: アフロ
スコアどおりの完敗だった。「個のレベルをもっと上げないといけないと思うし、チームの完成度も、ともに上げていかないといけない」(森保監督)。3日前のJ1開幕戦(川崎F戦・0●1)から先発8選手を入れ替えて臨んだFCソウル戦は、力負けを受け止めるほかない厳しい一戦となった。
前半は互角の攻防を繰り広げ1-1で折り返したが、49分にセットプレーから勝ち越し点を奪われると、勢いに乗るFCソウルの攻撃陣を止められない。移籍後初先発した右サイドのキム・ボムヨンはまだチーム戦術を具現できるレベルになく組織に穴を作ってしまい、右サイドが決壊してアドリアーノにゴールを叩き込まれていく。経験の浅い選手たちが多く並んでいた広島は修正力、反発力を見せられず、後半の45分間はFCソウルに圧倒された。
ACL連敗スタート。グループステージ突破は厳しい状況となったが、昨季のG大阪が連敗スタートから勝ち上がったように、可能性はゼロではない。広島は「成長しながら結果を出すことにチャレンジしていかないといけないチーム」(森保監督)。この敗北の悔しさはチームが成長する活力源となるに違いない。ソウルでの大敗を無駄にしてはいけない。(寺田 弘幸)