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先発が予想されていた藤本、井手口、米倉、西野らをベンチに置き、初瀬や内田を先発させた長谷川監督。中盤をダイヤモンドにした[4-4-2]のG大阪は2トップの宇佐美、長沢、トップ下の遠藤、サイドの阿部、倉田が立ち上がりから流動的に動いて安定しない甲府相手に何度か決定機を作り出した。
甲府は守備リーダーの山本、GK河田が最後の場面で体を張るが、36分にJ1リーグ戦初先発の初瀬が入れた絶妙なクロスに長沢が頭で合わせてG大阪が先制。この失点の10分前あたりから甲府は攻撃の形ができ始めていただけに痛い失点となった。
甲府はクリスティアーノが機動力とキック力を生かして攻撃の起点となるが、アンカーに内田を置くG大阪の守備は堅く、決定機の一歩手前までで、ミドルシュートばかり。後半、風下の甲府はボールをつなぐために福田と田中を同時投入するが、局面を打開する選手の数でもコンビネーションでも上回れない。76分に期待のU-19日本代表候補のFW森を3枚目のカードで使うが、過緊張が解けて効き始めたのは85分を過ぎてから。開幕戦(神戸戦・2○0)のようにニウソン、クリスティアーノを効果的に生かせなかった甲府は、連勝でホーム開幕戦を飾ることができなかった。(松尾 潤)