Photo: Atsushi Tokumaru
水戸、狙いどおりの試合運びも、柿谷のJ復帰後初ゴールに屈す
クラブ史上最多の10,420人もの観客の前で意気上がる水戸を沈めたのは、C大阪が誇る二人の代表経験者だった。
前半はC大阪が押し込む展開が続いたものの、水戸はコンパクトな陣形を保って粘り強い対応を見せ、0-0のまま試合を進めた。後半に勝負を懸けるプランどおりの試合運びができていた水戸に絶好のチャンスが訪れたのは前半終了間際の45分。右サイドからのクサビのパスをゴール前で受けた三島がキープし、最後はロメロ・フランクが右足を振り抜く。シュートはゴール右に外れてしまったものの、徐々に攻撃の歯車がかみ合いだし、……