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J1リーグ 第3節
3/11(金) 19:00 @ パナスタ

G大阪
2
0 前半 0
2 後半 1
試合終了
1
大宮

Preview 試合プレビュー

吹田に吹くのは青黒の風か橙の嵐か

2016/3/10 20:30

■ガンバ大阪
新スタ初勝利のために必要なのは前線の奮起

 富士ゼロックス・スーパーカップ(広島戦・1○3)以降公式戦4試合勝利から見放されていた西の常勝軍団。「一つ勝てたのは皆に安心感を与えてくれる」。遠藤もこう語るように、前節の甲府戦(1●0)で得た初勝利は大きな意味合いを持つモノになった。

 ようやく白星を得たG大阪だが、“3度目の正直”としたいのが新スタジアムでの初勝利だ。鹿島との開幕戦(0○1)に続いてACL第1節のメルボルンV戦(1△1)と、いまだ勝ち星はゼロ。「ホームで勝てないと本当に波に乗って行ける状態にはならない」と、長谷川監督も今節の重要性を口にする。

「連勝することが大事。大宮をホームで叩いて、良い形でACLに行きたい」と遠藤も連勝を誓うが、G大阪は4日後にアウェイで上海上港とのACLを控えている。今季公式戦5試合を終えて、先発が同じ顔ぶれだった試合はゼロ。リーグ戦2試合ではパトリックを完全に温存しているが、大宮戦でもターンオーバーが用いられる可能性は十分だ。

 連戦の合間に行われた日本代表候補合宿に参加していた宇佐美や藤春らのコンディションも懸念材料の一つだが、「状態に問題なければ、大宮戦も使う」(長谷川監督)。これまで無失点の大宮の堅守をこじ開けるためのポイントとして指揮官はFW陣にこう期待を寄せる。「チャンスは作れている。そろそろ前線の選手もエンジン全開でやってもらわないと勝ちにはつながらない」。前節は長沢の決勝点で勝ち切ったが、名古屋とのこけら落としマッチ(3●1)を含めた計6試合で奪った、オウンゴールを除く5得点すべてがヘディングによるモノ。そんな中、チームとサポーターが待ちわびているのは、今節も2トップの一角で起用される背番号39の“らしい”リーグ戦初得点だ。「1stステージも短期決戦なので出遅れないようにしたい」(遠藤)。相手は好調の大宮ではあるが、昇格組相手にホームで勝ち点は落とせない。(下薗 昌記)

■大宮アルディージャ
強敵・G大阪相手に真価が問われる

 クラブ史上初のJ1開幕連勝スタートを果たした結果、置かれた立場は順位表のトップ。どれだけ楽観主義者であっても、このG大阪戦を首位で迎えることになると予想するのは難しかっただろう。

 もっとも、現時点での順位に大きな意味はない。2ステージ制のため短期決戦の意味合いが強いとはいえ、わずか2試合でシーズンのすう勢は決まらない。現在のチームに浮ついた様子はなく、存在するのはここまでの試合内容に対する危機感と、改善への意欲だ。前節・柏戦(2●0)で勝利の立役者となったムルジャは「まだたくさん試合がある中でのわずか2試合が終わっただけ。この2勝に満足するのではなくて、また新たな試合に向かうということを認識して今節のガンバ戦に臨みたい」と目の前の一戦を冷静に見据える。

 得点こそ取れているものの、試合をとおしてイニシアチブを取れていない攻撃に関しては、特にトレーニングから地道な取り組みが続いている。渋谷監督は現状を分析し、次のように展望する。「いまは(相手の)プレッシャーのせいでポジション取りが遅くなっている。柏戦もそうだし、(開幕戦の)FC東京戦(1●0)もそう。もう少し早くポジションを取らなければいけない」

 柏戦でも見られたのは、ワンタッチではたいてプレッシャーを回避したかに思えても、パスの受け手との呼吸が合わずに相手にボールを持っていかれるシーン。カウンターの危険とも隣り合わせになってしまうだけに、強烈なタレントを複数要するG大阪相手には致命傷になる可能性が高い。先手を取ったポジショニングで裏を取り、同時にリスクを減らせるかが、今節の焦点の一つだ。

 ここまでの2試合で勝利をたぐり寄せてきた粘り強い守備はそのままに、どれだけチャレンジできるか。強敵を相手に真価が問われることになる。(片村 光博)

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