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首位キープのポイントは守備だ。柿谷をはじめ多くのタレントを擁するC大阪の攻撃をいかに封じ込めるか。焦点はそこに尽きる。開幕2戦で6得点を叩き出している群馬だが、チームを支えているのはCB坪内、ボランチ松下、GK清水のセンターラインだ。坪内が最終ラインを適切に統率、バイタルエリアでは松下がボールを奪取し、ゴールエリアは清水が広いスペースをカバーしている。この3人を軸とした守備陣が自陣を固めることで安定した戦いが可能となっている。
開幕2戦はいずれも先行逃げ切り。今節も、“勝利の方程式”にC大阪をハメ込むことが、勝ち点3を奪“勝利の方程式”にハメ込み、いかに封じ込めるか う最短ルートだ。過去2試合の相手は岐阜と金沢。連勝したことは事実だが、相手の完成度が低かったことは否めない。松下は「C大阪はホーム開幕戦だし、高いモチベーションで試合に入ってくる。一瞬でもスキを見せたらやられる」と話す。群馬はコンパクトな守備ブロックでC大阪の攻撃を囲い込み、カウンターを狙う。服部監督は「自分たちのフィールドに引きずり込む」ことを選手に要求している。
首位攻防戦を控えて、群馬のコーチ陣はC大阪を徹底分析。今週の実戦練習ではウィークポイントを示して攻略法を伝授した。坪内は「C大阪に勝てれば周りの見方が変わる。相手の個の部分を組織でつぶして勝ち点3を奪いたい」と決戦へ臨む。昨季、上位陣を次々と倒して上位キラーと呼ばれた群馬だが、今季はそうは呼ばせない。自らが上位を走ることで、チームは次なるステージへと進んでいく。C大阪戦は、その進化を示す一戦だ。 ( 伊藤 寿学)